・ふっと、じぶんの気持ちが
C級コピーライターに戻っていることがあります。
最近だと、
東京タワーが目に入ったときね。
東京スカイツリーに、なんの文句もございません。
完成した東京スカイツリーに上ってみたいです。
そう言ってはいるものの、
ご近所だったり、なじみ深いのは東京タワーでして。
とにもかくにも、毎日毎夜、見ているんですから。
いままで通りに立っている東京タワーですが、
スカイツリーのニュースが流れるたびに、
なんとなく鉄骨の量が少ないような気がしてきてます。
おとうさんの髪の毛が薄くなったような感じに、
思えてきたりしているんです。
むろん、それは、ぼくの気のせいです。
そんなさみしい気持ちになっているうちに、
「いや、まてよ」と思い直すのが職業病みたいなもので。
東京スカイツリーに、みんな話題が集中しているとき、
実は、ついでのように人々は、
東京タワーのことを思い出しているのではなかろうか。
きっとそうです、ぼくだってそうだもん。
東京タワー、いまだ、チャンスだ、ぴんっと立て!
なにかやるなら、ほんとにいい機会だと思うのです。
C級コピーライターとしてのぼくの血が騒ぐのです。
みんなの目が東京スカイツリーに向いているから、
いまはなにをしてもうまくいかない‥‥のではなく、
いまなら、ひょいっと振りむく目があるんです。
「東京タワーからスカイツリーを見よう」とか、
「ようこそ、墨田区の人」とかさ、
「本日、並ばずに上れます」とか、なんでもいいんです。
あっちの塔に上れる人数には限りがあるんだから、
「上ってみるか」という気持ちの人を歓待してやったら、
それはそれなりに、よろこばれると思うんだけどなぁ。
テレビや雑誌の特集企画とか考えてもいいしね。
金環日食もあったし、人々が見上げる心でいるうちに、
東京タワーにはちょいとおもしろい仕事をしてほしいな。
ご近所さんだけに、ぼくは応援しているんですけどねー。